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【最新版】医療広告ガイドラインの改正項目や注意すべき表現、対応方法を解説

歯科医院のホームページやWeb広告の表現について「医療広告ガイドラインの最新情報はどこを確認すれば良い?」「2026年3月の改正で何が変わった?」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。

歯科医院がホームページやSNS、Web広告、チラシで情報発信を行う際は、厚生労働省が示す最新の医療広告ガイドラインに沿った表現が求められます。

この記事では、2026年6月時点での情報をもとに医療広告ガイドライン関連資料の最新版の改正項目や、歯科医院が注意すべき広告表現、最新情報に対応する方法を解説します。最後まで読むことで、ホームページやSNSの表現を見直すポイントが整理でき、医療広告ガイドラインに沿った情報発信を進めやすくなるでしょう。

【最新版】医療広告ガイドライン関連資料の改正項目

医療広告ガイドライン関連資料の最新版について、2026年3月の改正内容は以下のとおりです。

資料 変更内容
ガイドライン オンライン診療受診施設に関する広告の扱いを追加

ガイドライン名称を「医療広告等ガイドライン」に変更

Q&A Q2-11(SNSでの体験談に関する内容)更新
Q3-22(「歯を削らない痛くない治療(99%以上の満足度)」の表現に関する内容)更新
Q4-1(オンライン診療受診施設に関する表記に関する内容)追加

Q4-2(オンライン診療受診施設でない施設の名称に関する内容)追加

ここでは、改正された詳しい内容についてそれぞれご紹介します。

医療広告ガイドラインの改正項目

2026年3月の改正では、オンライン診療受診施設に関する広告の扱いが追加され、医療広告に加えてオンライン診療受診施設の広告も確認対象に定められました。

オンライン診療を実施している医療機関では、オンライン診療を実施している旨を広告できますが、広告できる内容や表示方法を最新資料で確認する必要があります。

2026年6月時点での最新資料は下記ページからご覧いただけます。

参考:医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告等ガイドライン)|厚生労働省

最新版では資料名も「医療広告等ガイドライン」に変更されています。歯科医院がオンライン相談やオンライン診療に関連する情報を発信する場合も、医療を提供する主体や患者さんの判断に必要な情報が伝わる表現を徹底しましょう。

医療広告等ガイドラインに関するQ&Aの改正項目

医療広告等ガイドラインに関するQ&Aも2026年3月に改正されており、SNSでの体験談に関するQ2-11と「歯を削らない痛くない治療(99%以上の満足度)」に関するQ3-22が更新されました。

また、医療広告ガイドラインの改正に伴い、オンライン診療受診施設に関するQ&Aも2項目追加されています。

医療広告等ガイドラインに関するQ&Aや改正項目の詳細は下記の記事で解説しているので、参考にご覧ください。

関連記事▼

【2026年最新】医療広告ガイドラインに関するQ&A|歯科医院に注意が必要な項目や活用方法を解説

歯科医院が最新の医療広告等ガイドラインで注意すべき表現

歯科医院が最新の医療広告等ガイドラインで注意すべき表現について、SNSや自由診療、症例写真、口コミなどの確認ポイントを説明します。

  1. 治療効果を断定していないか?
  2. 比較・No.1表現になっていないか?
  3. 体験談に該当しないか?
  4. 未承認・自由診療か?

このようにチェックしていくと、自院が医療広告等ガイドラインを遵守できているか判断できるようになるでしょう。それぞれを詳しく解説します。

SNSや動画広告の扱い

InstagramやYouTubeなどの投稿であっても、特定の歯科医院への受診を促す内容であれば医療広告等ガイドラインの規制対象になり得ます。

とくに、SNSや動画では短い言葉で効果や実績を強調しがちなため、以下のような断定的な表現に注意しましょう。

NG例 OK例
必ず治る 改善が期待できる
痛くない 痛みに配慮した治療を行う
地域No.1 多くの患者さんにご相談いただいている
絶対に失敗しない リスクや副作用について事前に説明する
芸能人も通う歯科医院 プライバシーに配慮して一人ひとりにあわせた治療を行う

なお、動画広告では映像だけでなく音声やテロップ、概要欄、固定コメント、リンク先ページまでチェックしましょう。

自由診療に関する表示

インプラント、矯正歯科、ホワイトニングなどの自由診療を広告する場合は、通常必要とされる費用や治療期間を明記してください。

ページ内ではメリットだけでなく、主なリスクや副作用もあわせて記載しましょう。費用の安さやキャンペーン価格を過度に目立たせると、患者さんを不当に誘引する広告と判断される恐れがある点に注意してください。

未承認医薬品や医療機器の記載

国内未承認の医薬品や医療機器を自由診療で用いる場合は、未承認である旨や入手経路など、患者さんの判断に必要な情報を示さなければなりません。海外製のホワイトニング材や矯正装置などを紹介する際は、承認状況を曖昧にしたまま安全性や効果を強調しないことが大切です。

説明を小さな文字や別ページだけに分散させると、患者さんが重要な情報に気づきにくくなるため、分かりやすい表記を心がけることも欠かせません。

インプラント広告の表現

インプラント治療では、以下のような表現が効果や耐久性を保証する内容にならないよう、治療条件や個人差を明示する必要があります。

NG例 OK例
即日で噛めるインプラント治療 インプラント治療は外科手術を伴い、治療後の定着には個人差があります
治療期間も短く安心 治療期間の目安は数ヶ月程度ですが、骨の状態により異なります
成功率99%のインプラント 主なリスク:腫れ・痛み・感染・再手術の可能性があります

また、手術件数や実績を掲載する際は、集計期間や対象範囲、数値の根拠の明記も求められます。

矯正歯科広告の表現

矯正歯科では、目立たない、短期間、後戻りしないなどの表現で患者さんの誤解を招かないよう、適応条件や個人差を示す記載が欠かせません。マウスピース矯正を紹介する場合も、すべての症例に対応できると受け取られる表現は避け、治療の限界やリスクをあわせて記載しましょう。

治療期間や通院回数を示す場合は、平均的な目安だけでなく、症例によって変動する可能性の明記が求められます。

ホワイトニング広告の表現

ホワイトニングでは、以下のような効果や安全性を保証する表現は避けてください。

  • 必ず白くなる
  • 歯を傷めない
  • 効果が長続きする

キャンペーン価格や無料相談を訴求する場合も、費用だけで過度に誘引せず、追加費用の有無や施術内容を同じページ内で説明する配慮が求められます。

症例写真やビフォーアフター画像の扱い

症例写真やビフォーアフター画像は、治療効果を保証するように見える掲載方法を避けなければなりません。

ホームページやWeb広告に症例写真やビフォーアフター画像を掲載する際は、歯科医院は、以下の情報をあわせて示さなければなりません。

  • 治療内容
  • 費用
  • 治療期間
  • 主なリスクや副作用

写真の加工や明るさの過度な調整、都合のよい症例だけの掲載は、虚偽広告や誇大広告と判断される恐れがあるため注意してください。

体験談や口コミの掲載

患者さんの主観や伝聞にもとづく治療内容、効果に関する以下のような体験談は、個人の感想であっても、医療広告として掲載できません。

  • 満足した
  • 痛くなかった
  • すぐに治った

口コミサイトの内容を自院のホームページやSNSに転載すると、広告利用と判断されるリスクがあります。アンケートや直筆コメントを掲載する場合も、効果や満足度を強調する内容は体験談広告に該当するリスクがあるため注意しましょう。

以下の記事では医療広告ガイドラインを遵守できているか、チェックリストも紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

関連記事▼

医療広告ガイドラインの違反事例6選|罰則や歯科医院の対策を解説

最新の医療広告等ガイドラインに対応する方法

最新の医療広告等ガイドラインに対応する方法について、公式資料の確認やチェックリストの活用、制作会社への相談方法を説明します。

公式資料で定期的に改正情報を確認する

医療広告等ガイドラインは不定期に改正されるため、厚生労働省の公式ページで最新版を確認する習慣を意識しましょう。

医療広告等ガイドラインだけでなく、以下もあわせて確認すると実務で迷いやすい表現を整理しやすくなります。

  • Q&A
  • ウェブサイト等の事例解説書
  • 自治体の通知

とくにオンライン診療、未承認医薬品等、体験談、ビフォーアフター画像は、患者さんの誤解につながりやすい領域です。月1回や四半期ごとなど、確認時期を決めて運用すると対応漏れを防ぎやすくなります。

広告表現のチェックリストを作成・更新する

医療広告等ガイドラインを遵守した表記を整理したチェックリストを作成しておくと、ホームページやSNSなどの表現を管理しやすくなります。

各媒体の担当者が個人でチェックする場合、媒体ごとに表記や対応がばらつく恐れがあるため、あらかじめリストを作成したうえですべての媒体で共有しておくと良いでしょう。

ガイドライン改正があった際は、古いチェック項目のまま運用せず、最新の情報に合わせたリストの更新が必要です。

伴走サポートを提供する制作会社にチェックを依頼する

医療広告等ガイドラインは専門的な知識や判断が求められるため、歯科医院の広告制作に詳しい制作会社へ確認を依頼する方法も効果的です。なお、制作会社に依頼する場合も歯科医院側での最終チェックは欠かせません。

また、ガイドライン改正時の見直しや過去ページの修正まで支援できる伴走型の制作会社を選ぶと、継続的な改善に取り組みやすくなるでしょう。

例として、北千住ネクサス歯科・矯正歯科様は、医療広告ガイドラインを踏まえたホームページ制作を弊社に依頼し、開業3年で月間新患90名、再診700名規模の診療体制を実現しました。院長先生からはサポートについて高く評価いただいております。

  • 歯科医院の基本的なホームページ原稿の提供
  • 医療広告ガイドラインを踏まえた添削や提案
  • トレンドや改善案の継続的な提案

インタビューの詳細は下記ページからご覧いただけます。

関連記事▼

インタビュー 北千住ネクサス歯科・矯正歯科

医療広告等ガイドラインに関するよくある質問

医療広告等ガイドラインに関するよくある質問を整理しました。

Q1.医療広告等ガイドラインはいつ改正された?

直近では、2026年3月に改正されました。医療広告等ガイドライン関連資料は複数回改正されており、最新情報は厚生労働省の公式ページで確認する必要があります。医療広告等ガイドラインに関するQ&Aは、2026年3月改正で複数の項目が更新、追加されました。

医療広告等ガイドラインは今後も見直される可能性があるため、公開後も定期的な確認が欠かせません。自院のメディアやSNS、Web広告における公開日や参照資料、確認した担当者などの情報を記録しておくと、次回改正時の見直しを進めやすくなるでしょう。

Q2.歯科医院のホームページも医療広告に該当する?

歯科医院のホームページも、医院名をはじめとした特定性がある場合は医療広告に該当する可能性があります。とくに自由診療や症例写真を掲載するページでは、広告可能事項の限定解除要件を満たしているかの確認が欠かせません。

ホームページだけでなく、LP、SNS、チラシ、動画広告、メールマガジンも広告規制の対象になり得ます。媒体の種類ではなく、患者さんを特定の歯科医院へ誘引する内容か、医療機関を特定できる表示かどうかが重要です。

Q3.自由診療の費用はどこまで記載すべき?

自由診療では、通常必要とされる治療内容、費用、治療期間など、患者さんが判断するための情報の明示が欠かせません。費用は総額の目安、追加費用の有無、検査費用、メンテナンス費用などを含めて、できるだけ誤解がない形で記載しましょう。

キャンペーン価格を掲載する場合も、対象条件、期間、別途必要な費用を同じ導線で確認できるようにしてください。患者さんが費用と治療内容を比較できる情報をそろえることで、広告表現の適正化につながります。

歯科医院では常に最新の医療広告等ガイドラインを遵守した表現が求められる

医療広告等ガイドラインの2026年3月の改正では、オンライン診療受診施設に関する広告の扱いも整理されているため、常に最新版の内容を確認し、患者さんに誤った認識を与えない表現へ見直す必要があります。

医療広告等ガイドラインに沿った情報発信を行いながら、患者さんに正しく医院の魅力を伝えることが大切です。

ヒーローイノベーションでは、歯科に特化したホームページ制作サービスを提供しています。医療業界での豊富な支援実績から、医療広告等ガイドラインを遵守した運用方法に精通しております。お気軽にご相談ください。

<参考サイト>

「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告等ガイドライン)」厚生労働省

「医療広告等ガイドラインに関するQ&A」厚生労働省

著者・監修者情報

この記事を投稿した人

営業推進部 部長 原田圭輔
営業推進部 部長 原田圭輔
医療系ITメガベンチャーで営業としてキャリアをスタートし、株式会社HEROinnovationでは、創業期から事業責任者として従事。ホームページ設計やSEO、オフライン戦略などクリニックのマーケティングを100件以上支援し、集患課題を解決し続けました。現在は、経営視点で営業推進を行い、対外的な講演活動にも取り組む。

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